分岐する
交差したいくつかの運命が
分岐する
まったく別の方向に
その運命は
再び交わることもあるだろう
二度と交わらないこともあるだろう
ずっと添い遂げる運命なんて
数えるほどしかないもので
ほとんどの運命が離れていくものだろう
しかしそれは
忘れてしまうには
あまりにも美しく
忘れたくはない
いつか離れてしまうというなら
離れるまでの時間を
大切にしよう
感情
愛があり
悲しみがあり
楽しさがあり
憂いがあり
喜びがあり
苦労がある
孤独に耐えぬ夜もあるだろう。
そんな全てのこころを大事にしたい。
ずっと一緒にいたい。
手を握る
力いっぱい握ったけど
君の手は
スルリスルリとすり抜けて
僕の手を離れていった
君の腕を掴もうにも
君はもう遠く離れてしまっていて
掴めない
しかし、僕のあしは
君を追おうとはしなかった
生きます
異常でいい
正常なんて知るもんか
おかしくていい
普通なんて枠に俺ははまらない
異常でもおかしくても
生きていて
生きたいと願っている
だから生きる
力強くいきる
雨に浮かぶかなしみ
このかなしみをどうすればいいのだろう
浮かぶのはキミのことばかり
誰でもない
キミになぐさめてほしい
キミの大丈夫だよという一言を
とびきり笑顔がみたいのだ
あぁ、この雨の中
キミのところへ走っていけば
キミと話せるだろうか
透明な未来
定まらないみらいを
抱きしめられるのか
あてのない道すじを
歩けるのか
いくあてのない悲しみと
うまくやっていけるのか
透明な未来が
私を不安にする