早く大人になりたいと 誰に言うでもなく ただただせがんでいた頃が懐かしく 遠くにかんじられるほど 年を重ねた今日 家族と言った焼き肉には 凛々しい背中が一つ いつの間にか変わっている髪色も いつもならチャラいと一蹴するくせに なんだかいとおしく思え…
この手にはなにもないようで、 かなしくて、空っぽな気がしてしまう この胸にぽっかり空いた空間を うめてくれるのはなにかと 探す毎日の中 それでも、春風が温かな空気をはこぶ 少し大きめのハコのなかで 自分をどこか遠くへ どこか自分が望んでいるような …
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