イマ

今だけの 私だけの感性で言葉を綴る

もどりたい

もどりたい

 

あの頃に

 

いまだに夢にみる

 

あの頃に

 

 

友たちと

 

仲間たちと

 

ボールを追っていた

 

あの頃に

 

休みに集まり

 

放課後に集まり

 

おなじ時を過ごしたあの頃に

 

戻れぬことは

 

知っている

 

解っていても

 

願うのだ

 

願ってしまうのだ

 

ともに過ごしたあの時が

 

もう一度こないかと

 

戻ることはできないかと

 

わかっている

 

解ってはいるのだ

 

過去に戻ることなどできぬのだと

 

過去を見ていても

 

仕方ないのだと

 

でも、もどりたい

 

もどりたいのだ

 

あの頃に

 

夢にみても

 

覚めてしまえば

 

残るのはかなしみだけ

 

いっそ

 

あのまま夢に眠っていられないだろうか

 

ああ

 

愛しき少年時代よ

 

永遠であれ

 

永遠であれ

 

決して私の中から消えないでくれ