イマ

今だけの 私だけの感性で言葉を綴る

2018-01-01から1年間の記事一覧

熱いなにか

漫画とか、歌とかに、 熱中して 熱くなるというか 沸き上がるものがあるんだけど ふと目をはなして イマを見るとなんだかなー って思う 色もなく、温度もない ただの現実を見て ため息をつく これからどこへ向かうのか なにをするのか わからないまま生きて…

紫に染まる世界

世界が紫に染まった 赤でもなく青でもなくむらさき 夕陽に照る雲たちは赤く染まるが 世界はむらさき色だ まるで漫画の 世界が終わるときとか 世界が大変動するときみたいだけど 変わらず明日も 空は青く光るのだろう

カコトハ

まるでなにもなかったような 自分の手にはなにもないような そんな感情が押し寄せてくる その波が心を埋め尽くそうと イマがある、イマがあると 握るこぶし、うるむ瞳は強くあり 一寸先は闇で ふりかえってもなにもない闇 そんな虚空の中で一人 立ち尽くして…

19回目の誕生日

早く大人になりたいと 誰に言うでもなく ただただせがんでいた頃が懐かしく 遠くにかんじられるほど 年を重ねた今日 家族と言った焼き肉には 凛々しい背中が一つ いつの間にか変わっている髪色も いつもならチャラいと一蹴するくせに なんだかいとおしく思え…

しあわせ

この手にはなにもないようで、 かなしくて、空っぽな気がしてしまう この胸にぽっかり空いた空間を うめてくれるのはなにかと 探す毎日の中 それでも、春風が温かな空気をはこぶ 少し大きめのハコのなかで 自分をどこか遠くへ どこか自分が望んでいるような …